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推定17歳の尻を追っていたはずが14歳の尻を追うことになった話

アイドルマスターシンデレラガールズ

超巨大IP「アイドルマスター」の系列作品である。

 

元々少しの知識は持っており、過去にモバマスを中学生だかの頃にプレーしていた。

確かその頃は諸星きらり佐々木千枝が好きだったと思う。

 

所謂リズムゲームがマイブームの現在、SNSのタイムラインに一枚の画像が流れてきたことから始まりました。

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このキャラクターが「安部菜々(あべ なな)」さん、「ウサミン」というキャラクター付けの年齢不詳キャラという所までは把握していました。

この画像を見た時衝撃が走った。

ウサミミ・スクール水着・ニーハイソックス(白)(重要)・可愛らしい決めポーズ・左腕や太腿を伝うしずく。

性的かつ健全な可愛さ」を持ち合わせる、いわば「ぼくのかんがえたさいきょうのメス」状態。

気がついた時には画像を検索エンジンに突っ込み、高解像度の物を見つけ出してさらにノイズ除去などを施して携帯端末の壁紙に設定し、眺めては「エッチだなあ」と悦に浸っていた。

そうして数日過ごしている間にふと僕の中にある感情が芽生えていました。

 

安部菜々さんをもっと知りたい、見たい」という感情でした。

その一心で「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」をインストール。

昔プレイしたことがあり、天下のバンナムゲー、そう簡単に目当てのキャラクターを寄越してくれるとも思っていないので一旦気にせずプレイして行くことに。

目的も忘れ楽しくプレイし、スタージュエルなる所謂「」を集めてはガチャを回すという流れを幾度か繰り返したところであるSSR(最高レアリティ)を獲得しました。

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中央のキャラクター。「森久保乃々(もりくぼ のの)」さんというそうです。(以下乃々)

第一印象は「声が面白い気弱な子」程度で「安部菜々さんではないものの、最高レアリティなのでありがたい」といったものでした。

 

私がこのゲームをプレイするモチベーションの大部分は「レアリティの高い安部菜々さんを獲得すること」なのでまた石を収集します。

収集方法も様々あり、その中の一つが「コミュ」と呼ばれる読み物要素。全体の物語もあればイベント特有のものからアイドルひとりひとりに用意されており、これを読み進めることで作品・キャラクターへの理解が深まりつつ微量ながら確実に石が集まります。

私は新しく獲得した乃々のコミュもガチャへの糧とするために閲覧しました。

 

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「気が弱く元々は望んでアイドルを志した訳ではなく、彼女の叔父の頼みであるアイドルの代役として乗り気ではない中プロデューサー(プレイヤー)に迫られ事務所へと所属する」といった内容でした。

特徴的なヘナヘナしたボイス(?)が癖になりすぐ続きを読み進めました。

この時ボイスやキャラクター設定に他のキャラクターとは一線を画した好意があったのかもしれません。

 

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「人前に立つことが苦手で目線も合わせられず、そんな自分がアイドルとして活動することに自信がなくどこかに逃げ隠れた」乃々に対し、「どこにいても見つける、信じてる」と真っ向から向き合おうとするプロデューサーに何か感じるものがあったのか「どこにいても逃げられないなら…」と渋々ながらも「アイドル」と向き合い始める乃々。

「まあまあ、良くあるよね」程度の感想でした。

 

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写真撮影の仕事が無理すぎて昼食やあの手この手を使いなかなか撮影に望まない乃々の背中押すプロデューサー、なんとか撮影をこなしたが1度もカメラへ目線が送れずヘコむ乃々。

それでもプロデューサーは「君なりに頑張った、次はできるかも」と決して叱咤せず肯定する。聖人すぎやしないか。

「次が来てもそんなに変わらない」と自信の無い乃々に対して「君なりにやっていけばいい、時間はあるよ」と気長に向き合う覚悟のありまくるプロデューサー。

「仕事が忙しいのに時間があるなんて変な人」なんて言いつつも乃々の心は確実に動かされていきます。

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健気過ぎる。守護(まも)りたい。

この心情を目にした時私の中で彼女を見る目が確実に変化しました。

 

そしてついにテレビ番組への出演が決定しました。

本番前に乃々はどこかへ姿を消します

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ロッカーの中で罪悪感に苛まれながら時間は刻一刻と経過しています。

プロデューサーは信じて待っていましたが乃々は現れません。それでも舞台裏で信じて待っていると乃々が泣きながらやってきます。

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どうして泣いているのか問うと「プロデューサーにしてもらったことが忘れられず、何もお返し出来ていない」事が胸に引っかかっていた様。

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こうして乃々は「自信はないがそれでも」と決意を固めて収録に臨みました。

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ん?最後に一度だけ?

 

BGMと演技が後押しして号泣しながら読み進めました。

 

まさかこのキャラクターにここまで感情を動かされるとは思ってもいませんでした、晴れて推しがこの子になってしまうとは。

動画サイトなどにアップロードされていますが、分で引き当てたキャラクターと共にゲームプレイを重ね、プレイヤーがプロデューサーに自己投影することで生まれる感動に驚愕し、「これから安部菜々さんに出会うまでどれだけ推しが増えるのか」と不安で震えています。

 

関連項目

公式サイトアイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ) | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト